ステビア栽培

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 先日、仕事でおいしい通販のコピーを書いていたところ、その中に「ステビア栽培のみかん」なる商品があり、調べたところ、最近、注目の有機農法なんですね。

わたしもブルーベリーなどを育てていますが、読者のみなさんの中にも、家庭菜園をなさっていたり、果樹を育てておられるかたもいらっしゃるかと思います。  そこで今回はこのステビア栽培についてご紹介します。

■ステビアとは?

ステビア苗  ステビアは南米原産の菊科の植物で、甘味料として使われます。

 ノンシュガーの缶コーヒーや缶紅茶の材料欄に「ステビア」と書かれているのを見たことがあるかたも多いのではないでしょうか。

 元々古代インディオが甘味料として使っていた植物で、葉には甘さは砂糖の200〜300倍、カロリーは砂糖の1/90のステビオサイドという成分が含まれています。

 また最近は濃縮液が健康食品としても注目を浴びているようです。





■甘いみかんの謎解明から、注目されたステビア栽培

 発端はある農家でとても甘いみかんができて、ほかのみかんと何がちがうのか記憶をたどったところ、栽培、出荷したステビアの残った茎を堆肥として、甘くなったみかんの木にだけやっていたことに気づき、そこから研究が始まりました。

■甘く、丈夫で、腐りにくい実をならせるステビアの土壌改良パワー

 ステビアの濃縮液などを使ったステビア栽培で育てられた果物や米、野菜が甘くなるのは、別にステビアの甘さが移るわけではないようです。

 ステビアには土壌の悪玉菌を殺し、善玉菌を増やす作用があり、その結果、残留農薬なども分解し、肥沃な土壌ができます。その土壌で育った植物につく実はたとえばみかんならみかん本来の、米なら米本来のうまみを発揮し、病害虫にも強くなるため、農薬などもあまり使わずに育てることができ、また収穫後の実も腐りにくく、長持ちするようになります。

 わたしはこの夏、ちょうど伸びすぎて困っていたステビアを早速刈り込み、乾燥させ、先日一部を煮て濃縮液を作りました。今度、晴れたら、庭に散布してみようと思います。そのとき煮た後の茎は細かく刻んで、ブルーベリーの木の根元に混ぜ込んでみました。ちゃんと肥料として、発酵とかさせたりしたほうがいいのかもしれないと迷い、少し、茎からは離し加減に埋めてみました。

 ステビアが気になったら、下の検索窓で「ステビア」とキーワードを入れて探してみましょう。いろいろな分野にいろいろ商品がありますよ。

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