自分の価値発掘ノウハウ第2条
「自分の中の価値を見つける」
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■第2条「自分の中の価値を見つける」
(2002年11月)
■自分の棚卸のすすめ
第2条「自分の中の価値を見つける」
わたしが企業と広告の戦略を練るために打ち合わせするときにしばしば経験するのが
「なぜ、これをもっとアピールしないのですか?」
「そんなもの価値がないから」
という会話。あまりに身近であるがゆえに、それに価値を認められないことがよくあります。
自分の中にある価値をちゃんと見つけ、再評価しましょう。そのお手伝いをします。
自分の棚卸のすすめ
年初の誓い、今年の目標は立てましたか?
目標は達成できそうでしょうか?
「夢は大きく」とは言うものの、全く手が届かない目標では「口だけ」になりかねません。
手が届く目標を立てるには、自分を知るすることが重要です。
あなたは自分が持っている能力や経験をちゃんと把握しているでしょうか?
わたしは企業(クライアント)から広告の仕事の依頼が来ると、まず最初にその企業や商品に関する棚卸作業を行います。
特に既存商品の広告や企業広告になると、クライアント自身の口からはなかなかコピーにできるような新しい価値を引き出せず、新聞の縮刷版やインターネットで、その企業に関する記事を探すなどして調べます。
誰しも自分のことは見えにくいものなんですね。
自分の持てる資産を棚卸するノウハウがあります。
●片端から洗い出す
最初から、重要なものだけを選ぼうと考えないでください。
「こんなものは価値がない」と落としたものの中に、しばしば大事な資産があります。
時系列で考えていくのもいいでしょう。
就職の際の履歴書のように最終卒業校から始めないてください。
赤ん坊時代、幼稚園時代、小学校時代……幼い頃の体験も大切な資産です。
●メモする
頭だけで考えずに、必ず実際にメモしてください。
なぜなら頭で考えると、思いついた時点で重要と判断したものしか残らないからです。
ワープロでもかまいませんが、特に不慣れな内は紙と鉛筆をおすすめします。
ワープロではどうしても、きれいに順番を整えたりしてしまいがちだからです。
紙と鉛筆なら思いつくまま片端から書けますし、後で見直して大事なところに丸をつけるなど再評価を書き加えやすいからです。
●広い世界の中で価値判断
「何が資産か?」を考える際に、狭い範囲の中で価値を判断しないでください。
わたしがクライアントと話していて、よく「こんなことは業界では当たり前だから」と言う言葉を聞きます。業界では当たり前でも、客が知らないことなら、それは客に伝え、アピールする価値があることです。
あなたも「経理の経験なんて、特別の経験じゃない」とか、「わたしは田舎しか知らない」などと、自分の資産を過小評価しないでください。
経理を知らないひとのほうが圧倒的に多いんですよ。
山や川で遊んだ経験や、田舎の人間関係に関する知識は誰でも持っているわけではありません。
不慣れな内は、価値の再発見が難しいでしょうが、まずは何を持っているのか資産表だけ作っておいてください。
これから、おいおい、再評価のしかたをお伝えしていきます。
文責&著作権者:森田慶子
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