最近はMS Wordを使う編集者も増えています。ですからMS Wordも使えるようにはしておきたいですが、あくまで原稿はテキストファイルが基本。フリーライターなのにテキストファイルでの納品ができないようでは困ります。
●エディタソフトが必要な理由
テキストファイル作成用にエディタソフトを用意しましょう。
MS Wordでもテキストファイル形式で書いて保存することは可能です。でも、テキストファイル慣れしていない初心者の場合、MS Wordで書くと、ついついテキストファイルでは利用できない、MS Word独自の機能を使いがち。保存して開き直したら、書いたときのイメージと異なっていたといったことも起こります。
また多くのテキストエディタでは改行コードの変更が可能です。あなたがMacユーザーでWindowsを使っている編集者に原稿を送る場合、あるいはその逆の場合に改行コードを相手の環境に合わせて送れば親切です。
●エディタソフトの特徴
エディタソフトは元々はプログラム作成のために生まれましたが、余計な機能が多くて重いワープロソフトよりも、軽快に使えることから、フリーライターをはじめ、文章を書く職業の人間の間で愛用されるようになりました。
ワープロソフトの簡易版的に考えるとわかりやすいでしょう。
編集機能、つまり検索、置換、カット&ペーストやコピーなどの機能はひととおり揃っています。しかし、文字に色をつけたりといった見た目の加工をする機能はあまり持っていません。
●おすすめエディタソフト
エディタソフトはWindowsのOSには「メモ帳」および「ワードパッド」が、MacOSの9までなら「Simple Text」、MacOSのXには「Text Edit」が付属していますが、ファイルサイズの制限があったり、機能が少ないので、仕事に使うには力不足です。
プロの編集者やライターはMacなら「Jedit」、Windowsなら「秀丸」、「EmEditor」などを使っています。

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