ガーデニング基礎知識【病害虫】


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秋に病害虫の越冬阻止!


 秋は5、6月に劣らず、病害虫の多い季節です。ところが終わりかけた植物を片付けたりしている内にすぐに冬。被害も少なくなっていくので、つい、そのまま対策もせずに放置しがちです。
 しかし被害が収まったからといって、病害虫が消えたわけではありません。単に冬眠に入っただけ。そのままにしておくと、来春になってから被害が大きく広がります。冬になる前に、しっかり退治しておきましょう。

 農薬散布のコツはを読んで、上手に農薬を使いましょう。

 ハーブを材料にした虫避け薬など安全性の高い農薬に関しては【ガーデニングショップ害虫退治・病気対策】で紹介しています。



梅雨前にムレ対策、枝すかし


 梅雨入り前後はハーブや草花の世話で一番忙しい時期と言っていいでしょう。

 ローズマリーラベンダーなどの代表的ハーブは夏の暑さに弱く、ムレると茶色く枯れて行きます。風通しよくしてやることが大切です。混み合っている部分は枝を切ってやりましょう。

 ついでにその枝で挿木すると、万が一、ムレで大元がダメになったときでも、スペアがあるので安心です。

 春に花を咲かせた草花は一度切り戻しておくと、梅雨対策にもなりますし、形も整います。



防虫は初夏


 5月から6月にかけて害虫が増えるシーズンです。食べ盛りの虫たちはあっという間に植物を食べつくします。
 わたしも春、レモンバームに虫がついたことに気づいたのですが、夕刻の薬散布や夜の虫チェックをできずに、次に見たときには丸坊主にされていました。長年、香り高いフレッシュハーブティーを提供してきてくれたお気に入りだったのに…
 この時期にしっかり防虫しておかないと、一夏中、害虫に泣かされます。わたしは以前、百日紅(さるすべり)についたアブラムシを「別に食害もないし…」とほっておいたために、大繁殖してしまいました。その後、何度も百日紅(さるすべり)を丸坊主に刈り込んでも退治できず、アブラムシによく効くニームオイルに出会うまで何年もに渡って戦うはめになったことがあります。
 早めに退治して、植物を弱らせない、虫を繁殖させないことが大切です。



1、2月に休眠期の木の消毒


 前年にカイガラムシやダニ、ハマキムシに悩まされたのなら、木が休眠期にある12月〜2月の内に、消毒しておきましょう。

 ●おすすめはマシン油北興 マシン油A乳剤AL 450ml
 マシン油には毒性はありません。虫の気門を封じて窒息死させます。
 葉を食用にするお茶の木にも使われる農薬ですが、一応収穫前の数週間は避けたほうがいいようですので、収穫したいハーブ類などがあれば薬がかからないようにビニールなどをかぶせておきましょう。
 2週間おきに何回か散布します。3月になってから行うと薬害が出る場合がありますのでお早めに。
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●効果の高い石灰硫黄合剤 石灰硫黄合剤  500ml(液剤タイプ)
 石灰硫黄合剤もよく効くようでバラの消毒にも使われるようですが、アルカリ性であるため木酸液とは併用できず2週間くらい間を空ける必要があります。その他、注意点が多いので、パッケージの説明をよく読んでください。
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 「農薬散布のコツ」を読んで上手に散布を行いましょう。




枯葉は虫の越冬テント


 虫にとって枯葉は絶好の寒さ避け。虫は枯葉の下に隠れたり、枯葉に卵としてついて、冬を越します。
 害虫だけでなく、益虫であるテントウムシなども同様なので、益虫と害虫のバランスがいい場合は枯葉をムリに片付ける必要はありませんが、虫に悩まされているひとは落ち葉をしっかり片づけましょう。
 秋にしっかり片付けて、虫の越冬を阻止するか、あるいは冬の終わりに枯葉の下に集まった虫を集めて一気にやっつけるかしましょう。
 コンポストなどで枯葉を自家製腐葉土にすれば、枯葉も活用できます。


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